Muse > SEO in Adobe Muse
2013.07.24
今回は、MuseでつくるWebサイトでのSEO対策についてお話します。
SEO 【 Search Engine Optimization 】 検索エンジン最適化 / サーチエンジン最適化
サーチエンジンの検索結果のページの表示順の上位に自らのWebサイトが表示されるように工夫すること。
というわけで、MuseにもSEOのために設定できる機能がついておりまして、その設定方法や、追加すべきことなどに触れたいと思います。
「ページ」>「ページプロパティ」を開くと、「SEOのページプロパティ設定」が現れます。
「レイアウト」「メタデータ」「オプション」の三つの項目があります。
マスターデータであれば、「レイアウト」「メタデータ」の項目のみです。
1. Google analytics
Google Analytics(グーグルアナリティクス)は、Google社が無料で提供するWebページのアクセス解析サービス。
<使用目的>
サイト訪問者の動向を把握することで、訪問者の欲求を知り、サイト内の人気ページや不人気ページ、問題のあるページを知り、サイトを改善することで訪問者の満足を高め、訪問者数を伸ばす。
検索サイトでの上位表示を得るためのツール(=SEO対策)
Google analyticsのアカウントを取得後、Webサイトのトラッキング用のコードが表示されたら、そのコードをコピーしてMuseの「メタデータ」の「<head>に関するHTML」の部分に貼り付けます。
Google analyticsの場合、全体のページに対してページ解析をさせたいので、マスターページの「メタデータ」に書き込みました。
以上で、Google analyticsのサイト上で解析結果がわかるようになります。どんなキーワードで検索されたのか、どのページが多く見られているのかなど、Webサイトを運営する上で改善策やコンテンツ作りに役立つ情報が収集できます。
2. OGP設定
OGPとは、facebook、mixi、GREEなどのSNSで使われている共通の仕様のこと。
WebサイトがSNS上でシェアされた場合、どのように表示させてあげるかを指定する方法です。
例えば、以下のように記述します。
これも「メタデータ」の「<head>に関するHTML」内に書き込んでください。
詳しいOGP設定の方法は以下のサイトなどを参考になさってください。
フェイスブック、ミクシィ、グリーで使われている OGP (Open Graph Protocol) とは何か
OGP設定後は、設定にミスがないかをチェックするツールを使いましょう。
ここにサイトのURLを入れ、「デバッグ」ボタンをクリックすると、
オブジェクトのプロパティ項目に、OGPで指定した項目が表示されています。
また、修正が必要な部分なども教えてくれます。
3. タイトル・キーワードなどの設定
「オプション」項目にて、ページタイトルやファイル名の設定をしましょう。
上から、
ページ名:そのページの名前
ページタイトル:そのページのタイトル。ブラウザウインドウの最上部やブックマーク、Googleなどの検索エンジンの検索結果ページに表示されるそのページを明示する重要なもの。
ファイル名:そのページのファイル名。日本語は非推奨なので、英語が望ましいです。
特に重要なのが、ページタイトルです。SEO的に良いページタイトルのつけ方を工夫してください。詳しくは[SEO]基本的だけど大切、ページのタイトルに関する5つの落とし穴などをご覧になってください。
つぎに、マスターページ以外の「メタデータ」項目にある、「説明」と「キーワード」について。
説明:そのページの説明文。サイトのコンテンツや主題となることがらについて具体的な情報を伝えるものです。検索結果に表示されるので、中身があって簡潔なものがいいでしょう。
キーワード:そのページに対して、検索してほしいキーワードを入力する。
4. 画像にテキストを指定
画像の代わりになるテキストを指定します。
画像を選択した状態で右クリックし、「画像プロパティを編集」>「代替テキスト」
ここに画像の説明文を記載することで、検索エンジンに画像が反映されます。
5. 見出し設定
見出し設定をすることで、検索エンジンに読みやすくさせて、文章を認識させやすくします。
見出しをつけたい箇所を選択し、「段落スタイル」>「段落タグ」で設定できます。
画像にテキスト指定は基本していないのですが、以上が、私のやっているSEO対策です。
_ノ乙(、ン、)_
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