Muse > Adobe Muse version 7
2013.11.28
Museが七回目のアップデートを行いました。
リリースノートに今回のアップデートについて記載されています。
今回はAdobe Muse Version 7の新機能の中で、わたしのお気に入りの4つをご紹介したいと思います。
1. ライブラリファイルの読み込み/書出し
Museで使用している画像や文字、カスタムしたウィジェットなどを共有できる機能が追加されました。.mulibという新しい拡張子のファイルでそれを行うことができます。
新しく追加された「ライブラリパネル」上で、.mulibファイルの読み込み/書出しや、読み込まれたファイルをドラッグ&ドロップで配置することができます。
また、ウィジェットなどの他に、スウォッチやガイドなどもライブラリファイルとして書き出すことができ、デザインプロセスの効率を高めることができるでしょう。
詳細はこちら。
↑これが.mulibファイルのアイコン
Muse Exchangeで、様々なアイテムをダウンロードできます。
かっこいいメニュバーや素敵なデザインのウィジェットを作ったのでシェアしたい!と思ったら、こちらから送ってみてはいかがでしょう。
2. フルスクリーンスライドショーウィジェット
ブラウザの画面いっぱいにスライドショーを表示させることが可能になりました。→ 参考
フルスクリーンスライドショーは、ウィジェットライブラリの「スライドショー」フォルダの中にあります。
ウィジェットを配置し、右上に表示される矢印マークをクリックすると詳細な設定が可能です。
設定パネルの「新規スライド」「新規サムネール」を「フレームサイズに合わせる」に選択すると、ブラウザのスクリーンに合わせて表示されるようになります。
また、「レイアウト」の項目で、サムネールやキャプションのあり・なしを選択できます。
フルスクリーンスライドショーウィジェットの詳しい説明はこちら。
3. ソーシャルウィジェット
以前ご紹介したMade with Adobe Muse のロゴに加え、これまでは自分でHTMLを挿入して配置していた、Twitterやfacebookのいいね!ボタンなども、ウィジェットライブラリからドラッグ&ドロップで、いとも簡単に配置できるようになりました。
4. モーションスクロール効果
スクロール効果の機能が拡張されました。
1)不透明度設定
モーション開始時と終了時の透明度などの設定をすることで、違和感なくフェードイン、フェードアウトができるようになります。
2)スライドショーウィジェットとの連動
スライドショーウィジェットに対し、スクロールに合わせスライドショーの開始位置を指定したり、スクロールしたピクセルの値ごとにスライドショーの切り替えを指定できます。
3)Edge Animateファイルとの連動
スクロールに合わせてアニメーションの開始位置を指定したり、スクロールとアニメーションの動きを連動させることができます。
Newスクロール効果パネル
また、CC道場では、今回のアップデートでのMuseの新機能を解説していました。
Edge Animateファイルとスクロールモーションの連動については、これをご覧になると理解できるのではと思います。
Creative Cloud道場:第三十一回 Adobe Muse CCの新機能とは!?
*以下、アップデートした後こまったこと ʅ( ‾⊖◝)ʃ
フッターをグループ化しているMuseサイトは注意
アップデート直後にサイトをパブリッシュすると、長方形のオブジェクトとリンク設定している文字をグループ化していたフッターが、ページによって消えたり、位置がおかしくなったりというバグが出ました。海外のMuseフォーラムでもこのような似た症状が出ている人がいました。
解決方法
これは一旦グループ化を解除することによって直りました。
その後またグループ化をしても問題なく表示されていました。
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